スカースデール高校

 

カウンセリング・サービス 卒業資格の単位  評価方法   カリキュラム   主な年間行事  校則

 

スカースデール高校には9年生から12年までの生徒が在籍しています。高校には例えば、 ニュ−ヨ−クですと市内にある4校(ハイスクール・オブ・ミュージック・アンド・アーツ、ブロンクス・ハイスクール・オブ・サイエンス、スタイベサント・ハイスクール、ブルックリン・テクニカル・ ハイスクール)のように全市から試験で生徒を選び、特別教育をする所もありますが、一般的にはスカースデールのように、学区内の生徒は無試験で進級し、授業料の支払いもありません。 学校区の水準は、大学への進学率、カリキュラムの数や質、全国または州平均に比べた成績などによって評価されるため、優秀といわれている学区はほとんどは高校のよさをさしています。 1年はセメスターと呼ばれる2つの学期に分かれ、1学期は9月から1月下旬まで、2学期は2月から6月まで。高校では9年生をフレッシマン、10年生をサーフモア、11年生をジュニア、12年 生をシニアとも呼びます。

SCARSDALE ALTERNATIVE SCHOOL (S.A.S): スカースデール・オルタネティブ・スクールは、スカースデール高校の一部で、本校と
隣接した校舎に、 10,11,12年生が25名づつ、合計75名の生徒が在籍しています。学校には独自の生徒会、カリキュラムがあり、少人数で勉強したい生徒に最適です。本校との大きな違いは、毎年冬に 4週間、教室での授業のかわりに希望する学校なり職場なりでインターンをすること、成績表の評価がグレード制ではないことです。本校のカリキュラムを受けたい場合はそれも可能で、 クラブやスポーツにも他の生徒と同じように参加することが出来ます。SASに入りたい場合は、9年生の終わりに申し込みますが、数に制限があるため、最終的にはくじ(男女を均等に分ける ことなどで必ずしも順番通りには入れないようですが)で決められます。

カウンセリング・サービス ガイダンス・サービス:

 

 

スカースデール高校にはカウンセリングまたはガイダンス サービスというシステムがあり、ディーンやガイダンス・カウンセラーと呼ばれる 教科担当以外の教師が、大学入学にあたって履修するべき科などを指導しています。 ディーンは、そうした入試のための相談役だけではなく、生徒の4年間を通じての担当教師であり、聞き役であり、相談相手となります。成長過程でおきる様々な問題や、家庭での問題、志望 大学の選択などについて必要に応じては保護者を交えて相談にのっています。生徒は高校に入ると同時に各自のディーンに紹介され、卒業まで同一人材の指導を受けます。(10年生、また は11年生からオルタネティブ・スクールに移る場合には、この時点でディーンがかわります。)ディーンは各教科の教師とも密接に連絡をとりあっています ので保護者は定期的な面接時だけでなく例えば、子供のことについて何か心配ごとがある、子供の学校での様子を知りたい家庭でのできごとで学校が知っておいた方がよいと思うことがある通知表をもらっていない個人的に話し合いたいことがある子供が選択したコースやスケジュールについて質問があるなどで話しあいを希望する場合 など、いつでも連絡をとることができます。生徒一人一人のための正式なカウンセリング・サービスは、8年生の春、中学校のハウス・カウンセラーと個人面談で相談することから始まります。

 

 

 

 

 

ESL生徒の科目選択

入学と同時にESL教師やディーンとの面接、英語力評価テストを受け、その結果、普通英語クラスか、 ESLに 入るかがきめられます。ソーシャル スタディやサイエンスも最初は、分かり易い英語で授業の行われるESL ソーシャル・ スタディ、ESLサイエンスを受講します。 この場合の単位は一般授業と同じ。マス、体育、音楽、ア−トについては一般学生と同じように受けます。スペースの関係で、英語力が十分ではない生徒が普通英語クラスに入る場合は通知表 の評価は単に「合格」または「不合格」としてだけ記入されます。ソ−シャル・スタディやサイエンスの普通授業への移行時期についてはESL教師やディーン、各教科担当の話し合いできめます。 この場合も普通の評価が難しい場合は時期がくるまで通知表の評価は「合格」または「不合格」のみ。一般の学生は、早めに志望校が求めている科目や単位をしらべ、ディーンと相談しながら 必要な科目を履修しますが、外国人の場合、英語になれることが先決であり、先ずは高校卒業の最低限の資格取得のための無理のない科目選択から始められます。 一般のソ−シャル・スタディやサイエンスとESLのそれとは単位としては違いがない所から、日本の大学を受験する生徒の中にはESLのまま卒業をするという例もあります。 但し、この場合も卒業資格を得るためには最後の1年は普通英語を受講しなければならなりません。高校卒業の資格を取るためにはニューヨーク州試験に合格しなければならないのは 一般の学生と同じです。

 

 高校の評価方法

グレード 試験の成績 グレード ポイント

A+    97以上    4.4
A       93-96       4,0
A−    90-92        3.7
B+    87-89     3.4
B      83-96     3.0
B−    80-82     2.7
C+    77-79          2.4 
C      73-78          2.0 
C−    70-72          1.7 
D+    67-69         1.4
D      65-66          1.0
F      65以下    

通知表配布時期:

第一回:11月中旬
第二回: 2月下旬
第三回: 4月中旬
第四回: 6月初旬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校のカリキュラムの一例(コース内容はその年によって多少の違いがあります。)

English
:9年生は、普通クラスかremedial (補習)クラスのいずれかに入ります。9年生で優秀な成績をおさめた生徒は、10年生では honor Englishを選択することが出来ます。11年ではさらにAP (advanced placement)が加わり、12年生のAP コースは、大学の単位に追加されます。(
APコースはArts, Computer, English, Foreign language, Mathematics, Science, Social Studiesにもあり、それぞれテストの結果や教師の推薦で入ります。)                                                  
Physical Education: 9年生から12年まで
Foreign Languages: Latin,  Greek, French, Spanish
Mathematics: Mathematics,  Algebra,  Numerical Analysis, Calculus
Sciences: Physical Science, Earth Science,  Astronomy, Earthquakes and Volcanoes,  Biology, Current issue in science and technology, Forensic Science, Marine Biology, Human Anatomy and Physiology, Chemistry,  Physics, Science Research, ,Authentic science  research
Social Studies: World History,  United States History and government, United States History, America society and policy, The history, economics, and politics of food, American  Government and economics 、U.S/Comparative government with economics :elective courses: European History, psychology, Race and ethnicity in America, American Dream, Sexual Politics, Criminal Justice
Arts: Studio art foundation, Fashion illustration, 3-D foundation, Drawing and Painting, Sculpture, Ceramics, Photography, Computer Photography, Computer animation, Computer art, Media arts foundation, Art history, Design and drawing for production, Architecture, Auto Mechanics, ,Auto technology.
Performing arts; Music Appreciation, Jazz, Applied Music, Wind ensemble,  Symphonic Band, Concert Band, Orchestra, Chamber Orchestra, Concert Choir, Jazz ensemble, jazz improvisation Instrumental music instruction, Computer/electronic music, Music Theory, Acting, Musical theater, theater tech.
Computer :Computer Literacy, Computer programming

主要科目はレベルがそれぞれに分かれていて、補習授業、基礎授業、普通、上級、オ−ナ−ズ、AP(単位が大学で使える)などがあり、そのレベルはコ−ス番号に示されています。(例えば、同じAでもどのレベルのAなのか、コース番号で分かるようになっています。)

Extracurricular Activities:(課外活動):
生徒は学校自治会、放課後のスポーツ、学校新聞、その他各種のクラブ活動に参加することができます。課外活動はボランティア活動などと共に大学入学の選考の要素にもなるため、一般授業同様重要視されています。

School Government:(自治会):自治会は会長、副会長を含む5人の執行委員、各学年からの代表、職員代表からなり、自治会のスチュ−デントアクティビティ コミッティ(SAC)は、学校、地域行事や活動を組織、運営します。11年生の春に12年生になってから機能する役員を選出します。役員は会長、副会長、秘書、会計から  なり、交換留学生サ−ビスや大学奨学金の資金集め、プロムや卒業式の運営、12年生が最後に行う劇の監督をつとめます。11年生、10年生の役員はそれぞれ前年の春に選出されるます。

クラブ活動:(高校の主なクラブ活動には下記のようなものがあります。その年によって違いがあります。)交換留学生サ−ビス、アニマル・シェルタ−、天文学、記念写真アルバム、ケア−・フォ・ キッド、コンピュ−タ−、学校新聞、サイクリング、討論チ−ム、演劇、フランス語、学校雑誌編集、ラテン語、マッジクチーム、マスチム、環境保護クラブ、ジャ−ナリズム、サイエンス・フロンティアズ、シグニファ− (オーナースチュ−デント)スキ−、スペイン語、自動車、国連クラブ、 天気クラブ、女性問題、世界飢饉問題

スポーツ競技:

秋: クロス・カントリー、フィールド・ホッケー、フットボール、サッカー、バレーボール、テニス、水泳
冬: バスケット・ボール、体操、陸上、レスリング、ホッケー、水泳
春: 野球、ラクロス、ソフトボール、ゴルフ、陸上、サッカー、テニス

年間行事(祭日、休日は、小中学校と同じ)

9月: 
International Student Orientation:新しく入る外国人生徒を対象にしたオリエンテ−ション。一般の新入生に対しては8年生で行われる。
Senior Class  barbeque:4年生のためのバーベキュー
Freshmen Athlete Orientation: 1年生を対象にした体操競技の説明

10月:
A.F.S Community Night:アメリカン・フィールドサービス・クラブが主催する交換留学生歓迎の夕べ   
PTA New Parents Coffee:PTAが主催する新しい父兄のための茶話会      
Students Activity Committee Homecomin
Dance :生徒会主催フットボ−ルの学内対抗試合、ダンスパ−ティ
Drama Club Cabaret: 演劇クラブ出演ミュ−ジカル発表会
Signifier Induction)オ−ナ−に選ばれた生徒の歓迎会
Open House:各教科担当教師による1年間の教育方針説明会 
A.F.S. Pumpkin Sale:アメリカンフィ−ルド サ−ビス クラブ主催のパンプキン販売

11月:
Drama Club Production :ドラマクラブの発表会
Debate team activitiesィ:ディベイト チ−ムによる公開討論

12月:
Fall Award Dinner:秋のスポーツで優勝したチームを祝う晩餐会  
PTA Book Fair
Chorus & Orchestra Concert)
Holiday Basketball Tournament
SAC College Fair: 生徒会主催による各大学による大学説明会
PTA Summer Activities  Fair:各地のキャンプがカタログ、ビデオなどを持参,説明会を行う

1月: 
Junior Class College Planning Night:11年生のための大学準備説明会
Band Concert
スチューデント/教師チーム バスケットボール対抗試合 (Student-Faculty Basketball Games)

2月: 
PTA Parent Education Program:学校、社会問題など、毎年、違った話題について専門に講演を依頼したり、全体集会で保護者が話し合いの場を持つ。

3月: 
Winter Awards Dinner:冬のスポーツで優勝したチームを祝う晩餐会
College Info. Night For Students with Special Needs:特殊教育を必要とする生徒のための大学案内

4月: 
PTA Dinner Dance:友好と資金集めを兼ねたディナ−ダンス 

5月: 
PTA/Guidance College Info Night:PTA−ガイダンス部共催による大学説明会    
Chorus & Orchestra Concert &band Concert
PTA Board Meeting & Elections;PTA役員選挙
Staff Appreciation Luncheon :職員に感謝をあらわすための昼食会
Senior Class Play: 卒業生によるミュージカル

6月

Sports Awards Cookout:スポ−ツ選手表彰 野外パーテ
PTA Volunteer Service Awards Assembly :ボランティアで活躍した生徒の表彰式
SAT Pool Night:生徒会主催、プ−ルサイドパ−ティ
Academic Awards Assembly:成績優秀者表彰式 
Graduation Rehearsals
卒業式 (Graduation )

主な校則: (PTAおよびスチューデェント用ハンドブックから)

Attendance:(出席)欠席する場合、保護者はその日の午前中なるべく早く学校事務所へ連絡します。学校への連絡が不可能な場合は生徒が次に登校するさい、欠席した理由を文書にして届けます。遅刻した生徒は事務所にその旨を届け許可書をもらいます。届け出のない欠席については家庭に電話で連絡され、報告書が郵送されます。

Class Attendance:全ての教師は毎日生徒の出欠をとります。教師が休みで代 理教師になる場合授業は普通通り。代理教師がつかない場合、11年生、12年生は休講になり、9年生、 10年生は教師補佐の監督のもと自習になります。授業開始までに教師がクラスへ現れないときは、10分間は静かに待ち、そのあとは生徒代表が事務室へ問い合わせます。

Legal Reasons for Absence or Tardiness:(法的に認められる欠席、遅刻の理由)学区はニューヨーク州法に基づいて、次の事項を法的に認められる欠席、遅刻の理由としています
1.病気
2.家族のだれかが病気または死亡した場合
3.道路事情や天候が通学を不可能にする場合(教育委員長が認可したとき
4.宗教的な行事
5.病気などで隔離されている場合
6.裁判所への出廷が予定されている
7.許可されているミュージックレッスン
8.入院中
9.家で矯正治療を受けている
10.事前に許可を得た大学訪問

Illegal Absence:(法的に認められない欠席)親の承認のもと旅行、バケーション、家庭の事情などで欠席する場合は「認められない欠席」扱いとなります。この場合、保護者は事前に欠席予定日数など報告し、遅れを取り戻す方法やテスト日の変更などを各教師と打ち合わせます。事前の届け出がない場合、欠席して受けなかった分の授業は「ゼロ」となり、それがしばしば続くようであれば生徒はそれに応じた懲戒を受けます。

ruancy:(無断欠席) 保護者から届けのない欠席はいかなる場合も無断欠席とみなされます。

Cutting
:(カット)
 ホームルーム、アセムブリー、自習時間を含むそれぞれのクラスを無断で欠席する場合は、どのクラスも電話か手紙でその旨を家庭に報告します。カットの数が一定数に達すると学校は保護者へ連絡します。最終的にはそのコースから除籍されることもあります。カットしてとれなかった分の授業はあとから補足はできず、その日までに提出されていない宿題などについてはその評価はゼロとなります。

Early Dismissal:
(早退)医者の証明や保護者による文書の届け出が午前11時までに届けられた場合のみ学校は早退を許可します。早退後の届け出は認められません。

Lockers
:(ロッカ−)教科書や衣類などについては各自のロッカ−に保管します。高校在学中は4年間同じロッカ−を使用するが毎年6月にはきちんと整理をして返還します。

Lost and Found
(遺失物)すべての遺失物はジェネラルオフィスで保管されています。

Lost Books
(本をなくした場合)教科書や図書館の本などなくしたものについてはすべて弁償しなければなりません。9月の新学期までに弁償がすんでいない場合、その生徒には授業予定表が渡されません。

Drugs and Alcohol
:(ドラッグとアルコール)学校内や学校関係の行事での飲酒、非合法なドラッグの使用、或いはそれらの持ち歩きはいつの時間帯も堅く禁じられています。違反した場合、即刻停学となる。ドラッグを携帯しているのが見つかった場合は法に基づいて警察へ報告されます。停学となった生徒の両親は生徒を引き取るために学校へ呼び出され、このさい復学の日などについて学校と相談します。生徒にはこのあとユースカウンセラーの指導のもと最低2回のカウンセリングセッションに参加するよう義務づけられています。

Library/Identification Cards:
(ライブラリーカード)学校図書を借りだす場合やSATやACHを受ける場合は学校から発行されたライブラリーカードを身分証明書として使用することができます。

Nurse:
(スクールナース)病気で早退する場合はナースからその許可を受けなければなません。届け出を怠ると無断欠席として扱われます。

Parking
(車で来る場合の駐車場) ニューヨーク州法では16才になるとジュニア ライセンスを取得することができ、昼間だけ運転が許可されます18才で普通の運転ができるようになります。学校での駐車は指定された場所にします。駐車違反が重なる生徒からは駐車許可書が剥奪され、車での通学が許可されなくなることもあます。

喫煙:
喫煙は建物の外にある指定された場所においてのみ許可されています。

生活態度:
 
他人を尊敬することは、職員、生徒のすべてが守るべき基本的な責任ある行道とされています。教師の処置が不公平だと思われる場合、生徒は学校にその旨を報告することができます。学校は、生徒の権利を守り、支えとなるために尽力します。ただし、生徒による次の行為は許されず、こうした行動がたびかさなれば懲戒の対象になります。
-静かにする、禁じられた場所に入らない、などの職員からの注意を無視する
-身分証明カ−ドを提示するよう求められたのにかかわらずそれを拒む
-失礼な言葉使いや態度

ただちに懲戒の対象となる行為。
淫らな言葉、偏見を口にする
けんか
武器を所持する
危険な遊びをする
学校や住宅を壊す           
物を盗む
アルコ−ルやその他のドラッグや花火を所持、販売、使用する
危険運転
雪のボ−ルや食べ物をだれかにぶつける
人の通る道の邪魔をする
人前で異性と異常にべたべたする
指定された場所以外での喫煙
ギャンブル
洗面所や駐車場を汚くする

懲戒を与える前に学校が行うこと
生徒に懲戒の理由を伝える
生徒が希望する場合は、学校関係者に対して弁明機会を与える懲戒の方法を伝える
懲戒が納得いかない場合はその旨を校長に申し出る

懲戒、罰則の方法
In-School Detention−クラスをはじめてカットした ときや、違反の程度が軽い場合などは、授業のない時間に学校内の指定された場所で一定時間を過ごす。
After-School Detention−カットや軽い違反を繰り返した場合、放課後50分学校内の指定された場所に残る。
In-School Suspension−学校規則への違反が重なる場合、登校はするが授業に参加できず、生徒は指定された教室で大人の監督の下自習を行う。
External Suspension−最も重い罰則で、前述の方法 で生徒の行為が改善されない場合や、ドラッグ、アルコ−ルに対する規則違反、盗み、建物などの破壊行動、武器の所持、けんかやひどい口答えなどの行為が対象になる。停学中は週末も学校行事に参加できない。

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