Scarsdale
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死海 (Dead sea)

死海はその海底が地中海より400メートルほど低い世界で最も高度の低い生活圏です。塩分高度が濃い湖として生物は住めませんが、海水をはるかにしのぐ浮力が生まれ、泳げない人も海水に背を伸ばすだけでぽっかりと水に浮かんでしまいます。ヨルダン川から死海に流れこむ水はミネラルを多く含み美容にも治療にも効果のある所として世界中から人々が訪れます。ただ死海の水量は年々減少しているのだそうで、現在ヨルダンと共同でその対策のための研究がすすめられています。

死海に面した海水浴場

マッドパックをして海に入るひとたち

浮遊体験を楽しむ夫




ツアで一緒だった人たちと一緒に安息日を祝っているところです。安息日は金曜日の日没から土曜日の日没までで、保守派の一部の人たちや正統派の人たちはこの日ユダヤ教会に出かける以外は遊びに出かけたり運転したりしません。店もユダヤ人の経営している所はほとんど閉まってしまいます。ホテルのエレベーターは、安息日はスイッチを押さなくてもいいように、1階ごとにとまるように設定されているものもあります。イスラエルでは別の安息日にイスラエル在住の友人の招待をうけましたが、アメリカと違って宗教的な習慣を現在にそった形で受け入れている改革派は存在せず、ほとんどの人が正統派に属しているか、そうでなければ宗教的行事を全く行わない人に大別されている とか。この違いのために同国人ながらお互いに隔てあっている壁が非常に大きい面があるようです。

エルサレムからテル・アルビブまで


エルサレムとテルアビブの中ほどに位置するAyalon Valleyには、「ミニ・イスラエル」と言う、イスラエルを縮小したおもしろい設備があります。名所旧跡をモデルにしたものですが近くで見ると本物と変わらないくらい詳細に作られています。

カフェルナム

オマールのモスクと嘆きの壁

キングデービッド・ホテルとYMCA

マサダの要塞


    

スクロール オブ ファイア

ワルシャワ生まれの彫刻家、Nathan Rapportが作ったScroll of Fire と呼ばれるこの巨大な彫刻は、Martyrs Forest(殉教者の森)に立っています。森にはホロコーストで犠牲になった人たちを弔うために600万の木が植えられています。450万本の松の木は大人を、150万の杉は子供をあらわしているとか。彫刻にはホロコーストの迫害で苦しむ人たちの姿から、独立戦争に至るまでが描かれています。右の石碑には、「ホロコーストの犠牲者の霊を弔い、イスラエル国家の独立を祝う」と記されています





エルサレムからテルアビブまで(2)







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