Scarsdale
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保健室の役割

imageスカースデールではどの学校にも保健室があり、スク−ルナ−スが常勤しています。ナ−スは学校での子供たちの健康管理者として次のような仕事をします。
  • 軽い怪我とか鼻血が出た場合の応急手当て
  • 頭痛を訴えたり、気分が悪くなったりした子供をしばらく保健室で休ませたり、熱がある場合や(F100度以上)その他必要に応じて家庭へ連絡する。(両親の許可なくアスピリンなどを投与することは出来ない)
  • 新入生に対し、または担任に要請された場合の聴力、視力検査
  • 学校指定医による検診時の手伝い
  • 両親の要請によって子供が学校で処方薬を服用する場合の監督、介助
  • 健康診断書が規定通り提出されているが、新しく入る子供たちが法に基づいた予防接種を受けているかどうかなどを確認し、必要があれば医者による検診をすすめる。
  • 出欠の確認。教室からは欠席の報告が届いているのに指定された時間までに家庭からの連絡がない場合、問い合わせのため子供の自宅へ電話する。(事務所でその業務を行う学校もある)
  • 生徒への健康指導-クラスメ−トがしらみをもっていたり、伝染病にかかったりしている場合は、その旨をクラス全員の家庭に報告する。必要と認めれば、家庭で行うべき処置の仕方、予防法などもそのさいに添付する。
  • 子供の健康について話し合いたいと希望する両親には健康上のコンサルタントもつとめる。
  • 学校で子供が事故を起こしたり病気になった場合は、ナ−スはただちに両親に連絡する。両親に連絡がつかない場合は、緊急連絡カ−ドに記入されている人の中からだれかに連絡する。いずれの場合も子供を一人で帰すということはありえず、子供はだれかがくるまで保健室で休んで待機する。


学校で薬を服用する際の規則

ニュ−ヨ−ク州法は、学校で薬の服用について、次のような場合に限ってそれを許可するとしています。

  • 医者の証明が提出されている
  • 証明には薬の摂取方法、量、時間が明確に英文でうたわれている。(日本語の証明は受け付けられない)
  • 薬は直接保護者からナ−スへ手渡す。
  • 子供が途中で下校する場合:熱がある時は誰かが引きとりにくるまで子供は保健室で休んでいますが、学校ではアスピリンやタイラノ−ルなどの解熱剤を保護者に無断で与えることはできません。母親に連絡がつかないと学校は緊急カ−ドに名前の記入されているだれかに連絡をしますので、(事故などで一刻をあらそうような場合は、救急車を呼んでその間父親に連絡をしたりすることもあります)他人の子供を預からなければならないこともあります。その際、解熱剤を使うべきかなど、預かった人を困惑させることにもありうるので、長時間留守にするようなさいは子供に連絡先を教えておくことが必要です。


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